灰色の箱庭

取り留め無く綴るの記

健気で儚い~ARMSのユーゴー・ギルバート~

ARMSのユーゴー・ギルバートとは…

 

赤木カツミ、久留間恵と並ぶ本作3人目の女性で悲劇のヒロイン。世界最強のテレパシストとして「天使(エンジェル)・ユーゴー」の異名を持つ。謎の組織・エグリゴリ内では、その名を広く知られている。その能力は、人の心を読むだけでなく、他人の意識を中継したり、幻影を見破ったり、心を持たない者と意識を繋げて操ったり、あるいは精神を他人ごと誰かの精神に送り込む事すら可能である。エグリゴリの超人部隊「X-ARMY」のメンバーとして登場、登場当初は能面のように無表情だった。エグリゴリ内では常に実験対象として扱われ、他者の心を読めるが故に、研究者ら人間の持つ心の暗黒面に晒されて育ったため、心に深い傷と癒せぬ痛みを抱えている。そのため運命を同じくするX-ARMYの仲間にのみ心を許していた。テレパシー能力で涼の精神にアクセスしたことにより、彼が抱える苦悩とトラウマを知り、自分たちと同じ境遇にあると知って仲間たちを止め、戦いを避けようとするが、暴走するクリフに振り回され、自らの持つ能力を悪用されて涼が必死に押さえ込んでいたジャバウォックを目覚めさせてしまう。ジャバウォックのとてつもない正体を知り、絶望していたが、恵に促され、涼とクリフを救うため3人を涼の精神世界に送り込む。涼の心の深奥に触れて自分達の境遇を重ね合わせ、一目惚れに近い感情を抱き、そのことをクリフにも見透かされていた。兄のクリフや大切な仲間達をエグリゴリに殺されてからは生き残ったキャロルを十三に預け、涼たちと共に戦いの旅に出る。その旅の最中、次第に涼に対し報われぬ愛を深めていく。心が読めてしまうため、涼の心の中で誰が一番大切なのかを分かり過ぎるほど分かってはいても、涼を救うために幾度となく危機に飛び込んでいき、ジャバウォックの暴走を鎮めるためにカツミの姿を借りたこともあった。天使の異名に相応しく、心優しく容姿は可憐で虫も殺さぬように見えるが精神的には涼と並んで非常に強く逞しい。また、仲間に加わってすぐにはその能力を忌み嫌っていた恵やアルも包容力を示すことで、それぞれが親友、姉と思うかけがえのない存在となるに至る。自らの運命に苦悩する涼に「もしものことがあった場合には私が貴方を殺す」と約束し、暴走したジャバウォックを止めるため全能力をもって精神世界に入り込んで涼とカツミを救った後、アルに看取られて絶命した。

 

こんな、キャラクターである。彼女の無くなるシーンは作中屈指の名シーンだと思う。

 

昔は、とあるキャラクターに出会うまでは一番好きな漫画の女性キャラクターだった。

 

 

情景が浮かぶ歌~尾崎亜美~

初期の尾崎亜美さんのバラードは、情景が頭に浮かぶ名曲が多い…と思う。

 

「テンダー・レイン、」

 

「さよならを言うために、」

 

「スローダンシング、」

 

等々、

 

尾崎亜美さんを熱心に聞いていたのは、家族でも級友でも僕だけ

 

デビュー・アルバムの「SHADY」から7枚目の「HOT BABY」までは、

 

本当に何回も聞いた。NHKの地方局のリクエスト番組内のスタジオ

 

ライブも何回か見に行った。この人はデビュー時から完成度が異常に

 

高い楽曲を提供し続けた人だが、大メジャーにはならなかった。

 

今思うと初期の20代前半であれだけ情景の浮かぶ大人な歌詞を

 

書けた事がとにかく凄いと思う。

 

歳を重ね最近また聞くようになって来ている。若い頃とは違う感性で

 

尾崎亜美のスローテンポなアダルティックな曲をライトを抑え静かな

 

夜にヘッドフォンで聴くと胸に染み入って来る。

 

今日もまた午前4時前に聞いている。