情景が浮かぶ歌~尾崎亜美~
初期の尾崎亜美さんのバラードは、情景が頭に浮かぶ名曲が多い…と思う。
「テンダー・レイン、」
「さよならを言うために、」
「スローダンシング、」
等々、
尾崎亜美さんを熱心に聞いていたのは、家族でも級友でも僕だけ
デビュー・アルバムの「SHADY」から7枚目の「HOT BABY」までは、
本当に何回も聞いた。NHKの地方局のリクエスト番組内のスタジオ
ライブも何回か見に行った。この人はデビュー時から完成度が異常に
高い楽曲を提供し続けた人だが、大メジャーにはならなかった。
今思うと初期の20代前半であれだけ情景の浮かぶ大人な歌詞を
書けた事がとにかく凄いと思う。
歳を重ね最近また聞くようになって来ている。若い頃とは違う感性で
尾崎亜美のスローテンポなアダルティックな曲をライトを抑え静かな
夜にヘッドフォンで聴くと胸に染み入って来る。
今日もまた午前4時前に聞いている。